シャワーは三日に一回で十分

私と同じくモテない人間を見ていていつも思うことがあるのだが、何でコイツらは裸を見られる機会がないクセに綺麗好きなのだろう?ということである。いや、綺麗好きなのは良いことだと思うのだが、アンタ方のやっていることは生ゴミの入ったビニール袋の表面を拭いているだけであって、中身である生ゴミをどうにかしないと根本的な解決にはならないだろうということを今回は訴えていきたい。




私は人間の体をモノに例えるのが好きで、先程はビニール袋と表現したが今度は建築業界にいる人間らしく家に置き換えてみようと思う。肌というのは通気性の良い外壁や壁紙のようなもので、これを毎日洗剤で洗う几帳面な人間などいなく、汚れが気になった時にだけサッと拭けばいいだけのことである。問題は玄関(口)から入った人間(食べ物)がどういう動きをするかでこの家の価値が決まってくるのであって、外壁だけを整えた事故物件など二束三文の値しかつかないだろう。ちなみに髪というのは人体の構造上、必ずしも必要なものではなく、あくまで飾り付けするためのものであってクリスマスツリーのような季節物くらいに思っていればいい。こんなことを言うと髪命の人間が怒髪天の如く「じゃあ、今から剃れよオメー」と言ってくるのだが、それを傍らに髪の薄い人間に勇気を与え「そうだよな、明日からスキンヘッドにしてくるわ」となることも事実であり、少数派からは好かれていたのだが悲しいかなその中に女性は含まれてはいなかった。つまり極端な話、全身脱毛した食べ物に気を使っている人間は、風呂桶一杯程度のお湯と手ぬぐい一枚さえあれば常に清潔な状態を維持できるのであって最早シャワーすら不要であろう。ここまではいかなくても暴飲暴食を控えた一般的な短髪の男子は「シャワーは三日に一回で十分」というのが私の見解である。


「オレ、シャワーなんて三日に一回しか入んないっすよ」

いつだったが、気心が知れてきた先輩にこう発言すると、その先輩は目を丸くして驚いた、というより若干引いていた。
ぱっと見は清潔そうに見える私が不潔野郎だったのにショックを受けたようで「うわぁ、マジで汚ねぇ、、」となっており、変な噂を流されても厄介なので本当の不潔とは何かを説明してあげることにした。

「いや、アレっすよ。臭いの原因なんて食べ物からくる体臭とかっすからね。髪は洗面所で流してますし、口臭防止のための歯みがきもちゃんとしてるっすよ。ってかそんな臭わないっすよね?」

「うわぁ、、マジかおまえ。いや、スゲー臭ってきたわ。便所のガッポンみてーな臭いするわ。顔もソレに見えてきたわ、、」

どんな例えだよ。
ガッポンの臭いなんて嗅いだことねーよ。
絶対アンタよりオレの方が清潔感あるから。だって見た目野獣じゃんアンタ。とりあえずヒゲ剃れよ。便器磨くブラシにしか見えねーよ。

「いや、チョット待ってくださいよ。絶対イメージで言ってますよね。だってそんなこと言われたことないっすもん」

「もう~!あんま喋んなよー。何か息まで茶色に見えてきたわ、、」

それオマエだろ。
まっ黄色な歯しやがって。毎日、タバコ・缶コーヒー・カレーヌードルばっかり食ってんじゃねーよ。完全に黄ばみ三種の神器だろ。息くせーんだよ。玄関開けたらイエローモンキーがスパークしてんだよ。もういいや、ムカついてきたからシカトしよう。

「おいおい、シカトかよー。そんなんじゃいつまでたっても彼女できない万年一人暮らしヤロウ確定だぞ。とゆうかマジで風呂くらいは入れよ。今度紹介してやるからよ」

遠慮しときます。
だってアンタの言ってるお風呂って60分2万円かかるやつじゃん。アンタの言ってる彼女って全部お金発生するやつじゃん。この前だってデリヘル呼ぶだめに部屋片づけたのはいいけど風呂が汚すぎて女の子に帰られたって言ってたよな。どんだけ汚れてたの?そんな天然物のローション風呂入るくらいなら入らねー方がいいんだよ。
オレだってなー、もし彼女できたら毎日五回は風呂入るんだよ。壁紙こすりすぎて90年代ラブコメのぞき穴できるくらい体洗ってやるわ。マジでそういう恋愛というかAVみたいなこと起きねーかな、、。

という、脳内の私の会話を察知した彼は唐突にこんなことを言ってきた。

「あーあ。何か風呂の話してたらピンク銭湯行きたくなってきたな、、、」

どうゆう流れ??
言い方がマジでキモい、、。
普通にソープって言えよ。

「よし!思い立ったら即行動!すぐ戻ってくるからその間任せたわ!」

「えっ?別にオレはいいっすけど、、。そんな汗だくの恰好で行くんすか?昼だって蒙古タンメン食べてましたよね、、」

「バカおまえ。それがいいんだろうが。ニンニクの効いた汗に興奮するんだろうがよ。ウホっ!もう我慢できねー。じゃあな!」



どんな性癖??
店長。60分10万円でメスのニシローランドゴリラ付けといてください。