脆弱者で行こう

モテない中年のただの日記です

マコなり社長に人格診断をしてもらおう

私は生粋のマコラーというわけではなく、空き時間に彼のYouTubeを見る程度なのだがシンプルに面白い。天上人なはずなのに何処か親近感があり、すっと心に入ってくる。そんな尊敬するマコなり社長が推奨している「マインドマップ」というものがあるのだが、それを通して私は、改めて自分の性格を知ることになる。


尊敬している。とは書いたが、彼が発信していることに対して私が実践できていることは恐ろしく少ない。浅ましい言い訳をすると彼はIT系、私は現場作業系、と仕事の分野が違いすぎるのだが、それでも彼が言っていることは人間的にも非常に役立つものが多く、ありがたく頂戴させてもらっている。皆さんも是非一度ご覧になってもらいたい。さて、私が苦手とする「実践」。やはり人間これが全てであろう。ぼーっとするのが趣味な私ですらそう思う。人生は有限であって、時間には限りがある。「せっかくマコ神がわざわざ時間を取って教えてくれているんだから、何かすぐに実践できるやつはないかなぁ、、。すごいお手軽な金のティッシュみたいなやつをお願いします」そう思いながら脆弱者らしく動画を見ていたある日、ついにちょうどいいやつが来た。


マインドマップ

円と線で相関図を作ることで物事をわかりやすく可視化することができ、使いこなすことができればビジネスにおいて超強力な武器になるというものだった。

なるほど、これはいい。
用は、材料を目に見える形にしてやってから線を使って組み立てていけばいいだけだろ。モノづくりは好きだ。すぐにやろう。作品は何にしようかな、、。よし、オレにしよう。最高にイケてるのに仕上げてやるよ。

さっそくA4用紙と油性マジックを用意して、

「書き直しがきく鉛筆ではダメだ。緊張感がなくなる。自分を作るんだから真剣にやれ」

と自分に言い聞かせた。最初は気軽にやるつもりだったのだが、作品名を自分にしてしまったことで後に引けなくなっており、もしここでブサイクなものを作ってしまったら全てのイケメンを見るたびに、ひがみ死にしてしまう。つまりもうマコなり社長も見ることはできない。

まず、紙の中心に大きな〇を書く。
一番大事な本体の〇だ。これを基準に手足の線が生えてくるわけだから、絶対に失敗は許されない。だが、私はきれいな〇を書く自信があった。私は8を書くとき、一筆書きではなく雪ダルマのように〇を二つ重ねるように書いており、人に馬鹿にされても絶対に直さなかった。いつの間にか、きれいな〇を書くのが楽しみの一つになっているのであった。

よし、行くぞ。

ペン先を置き、一気にペンを走らせた。

終点と始点がピッタリと合致した。

き、気持ち良すぎる、、。
マジで金取れるぞコレ。もはや人間コンパスじゃん。

気をよくした私は紙の上の方に小さな〇をたくさん書いていった。
この○には、これから手に入れたいものを書き、夢は多い方がいいだろう。

紙の下の方には自分の支えになっているものを書く。
面倒だったので大きな〇を一つ書いたのだが、集中力が乱れ、始点と終点が上手くつながらなかった。

まあいい、早く〇の中に文字を書き込もう。

この生物は〇の中に文字を入れることで初めて誕生し、目標に向かって動き出す。これがマインドマップか、、、。おそろしい。

紙の中央、本体の〇の中に「ZEN吉」と書き込む。
これでこの生物の魂の強度が決まる。弱いエンジンでは目標には届かない。力強い字にしなくてはならない。

よし、行こう。

ところが、Zが書けない、、、。

そうだ。思い出した。
オレは〇を書くのが好きというより、角張った強い字が苦手だったんだ。何故かはわからないが、本能でどこか丸まった優しい人間に見られたいという欲があるのだろう。尖った行動をしてみたことはあっても、尖りきれた事はなかった。筆跡というのはその人の性のようなもので変えられるものではない。小学生の夏休みにドラゴンボールZの工作を作っていった時、みんなに「ドラゴンボール2って何~?」とバカにされたことがあって、その後、悔しくて何度も練習したが最後まで角張った字を上手く書けるようにはならなかった。人間は本能には逆らえないように創られている。

だが、もうペンは動いてしまっている。今のありのままを書こう。

「zen吉」


やはり、弱く軽そうな字になってしまった。
私のテンションも下がり、すっかりやる気がなくなっていた。そこで、少し離れた距離からこの未完成のマインドマップを眺めてみると、

下に書いた中身のない大きな〇は始点と終点の隙間から、穴の空いた風船のように軽い「zen吉」の文字を運んでおり、昇っているようにも沈んでいるようにも見えた。
「zen吉」の上に浮かぶ、小さな風船たちは本体とは繋がっておらず、今にも何処かへと飛んでいってしまいそうだった。

悪くない絵だな。
まるで今の現状を表しているようだ。

そう思い、これ以上書き足すことをしなかった。


支えのない、軽い「オレ」はこれからどこへ行くのだろうか?
目標という風船のない空の景色はきれいなのだろうか?
相変わらず諦める口実見つけるのが上手い脆弱者だなオレは。やはり「実践」はいい。色んな気づきを与えてくれる。


マコなり社長、人格診断をありがとう!!