噂を伝えてくる奴を夜叉猿のほこらにブチ込みたい

1.噂の原因を作る奴、2.噂を流す奴、3.噂を本人に伝えてくる奴。全員、罪深い奴らだと思うが、罪の意識があるのであれば許されるだろう。そう。罪の意識があれば、、、。私を含めた3の皆様、たぶんオマエらが一番性格悪いからな、、、。


そもそも対立なんてものは、

「1.噂の原因を作る奴」

同士二人でやることであって、それ以外の人間は全員部外者である。極論を言うとこの二人が他人を巻き込まず、脳内でお互いを消し去ってしまえば争いなんて絶対に起こらないのだが、それじゃあ地球上のエンタメがなくなるだろう、という免罪符を抱えながら皆、

「2.噂を流す奴」

に成り下がっている。つまり、1と2は同一人物であり、彼らはお互いの考えていることなど心の中ではしっかり理解した上で戦いを楽しんでいるのだが、その戦いに水を差すのが

「3.噂を本人に伝えてくる奴」

の存在である。残念ながら私は3の行動をすることがしばしばあった。その人間を正してやろうという正義感から来るものではではなく、コレを言ったらどういうリアクションするんだろう?という邪気から来るものだったのだが、「うわぁ、今の聞きたくなかったわぁ、、、」という本気で落ち込んだ顔を見たことをキッカケに止めることにした。

あの時の○○さん、ホントごめんなさい。100%オレが悪いっす。

ここで見苦しいお願いがあるのだが、私のように己の邪気を理解した上での小悪魔行動をした者には執行猶予を付けていただきたい。まだ改心の余地はある。その代わり自分の事を正義だと思いながら「噂を伝えてくる奴」、コイツらは即刻死刑でかまわない。さっさと夜叉猿のエサにしてしまおう。


私は最低限のルールを守りながら作り笑顔で自由に生きるタイプの人間であり、用はワガママな人間である。味方3:中立6:敵1くらいの比率で生きているつもりなのだが、たまにワガママラインを見誤り、敵の数が多くなることもある。




「ZEN吉ー!オマエ、何一人だけ20連休も取ってんだ??」

っち。うぜー奴の耳に入ったな。
まあいい。完璧なルートを作ってある。

「いやぁ、ちょっと疲れちゃって、、、。お金いらないから休みたかったっす。会社にも許可取ってますよ。今仕事ないからいいよって言ってくれましたよ」

「はぁ?オマエ、金いらねーつってけどな!!どうせ有給使ってんだろ!!」

「いや、会社に申し訳ないんで使わなかったっす」

「何ぃ~?」

はい、おつかれ。さっさと消えろ。
こんないい社員いないだろ。逆に今ならオマエの方がお荷物だかんな。

「オマエなぁ、、、、」

「ええと、、みんなには悪いと思ったんすけどね、、、」

1ミリも思ってねーけどな。
だって今ヒマな時期だもん。お前らもさぼってパチンコ行ってるだろうが。善人面してんじゃねーよ。さっさとどけ。

「オマエ、みんなからなんて言われてるか知ってるか?」

はい出た。負け犬の遠吠え。
まあ、ある程度のことは覚悟しているよ。さすがに20連休もすれば羨ましがった中立派の一部が敵側に流れるだろう。その度合いを計るにはいい機会だ。

「え?なんて言われてるんすか?怖いっすね」

「いいか、よく聞けよ、、、

『ヒマ人』だよ!!」

よかったぁ~!
全然嫌われてないじゃん!最高の褒め言葉だよソレ。いい仕事したな。メッセンジャーご苦労様でした。ありがと。

「オマエそんなんでいいのか?それによ、、、」

もういいって。わかったって。
オマエの役目は終わったんだって。自分の価値観押し付けてくんなよ。オマエ、普通にけっこう嫌われてるからな?人の時間奪ってる自覚あんのか?一番のヒマ人お前だろ。さっさとどけよ。

「みんな、あれじゃあ彼女できねーなって言ってるぞ」

はぁ!?
みんなって誰?経理の○○さんも?
チョット待てよ、、。ホントかソレ?
普通にショックなんだけど、、。つーかムカつくわ、、、。普段なら平気だけど、今オマエに言われたのがムカつく。

「えー、、オレだって一部の女子からは、、、」

「モテるわけねーだろ!みんなと足並み揃えることも出来ねー奴が!オレが女だったらぜってーお前とは付き合わなねーわ!」

マジでぶっ殺すぞコイツ。
オレが女でも絶対オマエとは付き合わねーわ。つーか祟るわ。本当ムカつくな、、、。

「いいか?今度から自分勝手な行動しないように、みんなの意見、逐一報告しに来るかんな。わかったか?」

という最高にムカつく捨て台詞を吐きながら、万年平社員野郎は去っていった、、。



死ね。今すぐ夜叉猿に食われろ。