好きな人から言われりゃ全部正解

結局そうじゃない?恋愛に限った話ではなく好意を抱いている相手からの発言は刺さりやすい。好意から敵意に変わってしまえば「あ、あの時どうかしてたわオレ」とこの催眠術も解けるのだが、嫌いになる前に逃げるクセのある者はいつ迄も軽度な催眠術にかかり…

温泉で死ぬのも悪くない

皆さんは葬式以外で死人の顔を見たことはあるだろうか?私はある。そしてその場に立ち会った。あの顔を見る限り大往生だった。と誠に勝手ながらこの記事を弔辞とさせて頂きたい。 死に方を考えるほど切羽詰まっちゃいないが、そうなった時のため、早く安楽死…

東京の女

彼女は自分の事を回避型の鬱だと言っていた。そう発言する事で相手を牽制する狙いがあっただろうに私は「もし話したくなかったら遠慮しないで言って」という誠に不躾な台詞を吐いて彼女に近寄って行った。だって気になるんだもん、、。 よく、好きなクセに「…

かさぶたマエストロになろう

切り傷、刺し傷に恐怖を感じる。が、擦り傷には悦びを感じる私は変人なのだろうか?暴力も医者も大嫌いである。他人からの攻撃には覚悟がいる。私にはそれがない。有るのは、かさぶたを剥ぐ悦びだけである。 思うに私はガキなのだと思う。 成長期の頃は楽し…

彼岸島みたいなジジイに怒られた

個人の感想なので許してほしい。年配の漁師の方を見ると全員、人気マンガ「彼岸島」のモブ吸血鬼に見える。オマケに、ほっかぶりを被った日には、牙さえ生えてるように見える。今回は若くして北海道を一周した時の話を書いていきたい。 当時二十歳、初めての…

一人称でキャラクターを作り上げよ

男に生まれて良かったと思うことの一つに一人称の多さがある。キャラの使い分けが苦手な男子にとって、この日本語の特性を生かさない手はなく、逆にこれを使いこなせなければ一生「俺」一辺倒の人生を送ることになる。私はそんな人生は嫌だ、、、。 接客業を…

猫好きの女

猫というより人間以外が好きな女であった。あまり明るい話でもないし笑いになる話でもないのだが、彼女との出会いが確実に私の価値観を広げてくれたので、それを忘れないよう、ここに書き留めておきたい。 私も、良くいるタイプの猫好きである。 基本、生き…

小屋で暮らそう

モテたいと思っている奴に限って蛇の道に突っ込む事がある。「一人になりたかった」などと格好付けてはいるが、内心は自分の作った家で大正ロマンを夢見る儚い奴らである。今回はその男の心の葛藤を描いていきたい。 DIYブームの昨今、自作の小屋で生活する…

自分の血液型わからない人ってたまにいるよね?

私である。そして私は子供時代に運よく出会った男のマネをしているだけである。運悪く自分の血液型を知ってしまった人も、嘘でもいいから「知らない体」を実践してみてほしい。そしてそんなのに興味を示す奴らの血液型とは、、、おそらくAB型だろう、、。小…

忖度なしでお願いしますって言って本当にズケズケ言ってくる奴には右ストレート

場所が悪かった。居酒屋。相手も悪かった。お局。内容も悪かった。結婚相談。そして言ったのが生粋の脆弱者ことZEN吉と来ればバツイチお局絶好調案件だろう、、。好感度ゼロの女版明石家さんまさんよぉ、、。マジでその前歯へし折ってやろうか?その時、私は…

コンニャク王現る

彼はおそらく本物の金持ちだったのだろう。ソレを見たことがない私にとってソレの判断はつかなかったのだが出会った場所が良かった。「ゲストハウス」。目の肥えた客人に混ざることで今回のストーリーは生まれ、曲者ぞろいのクルーの船長は彼に相応しい。恥…

建設作業員独立あるある

別に建設業に限った話ではないが、会社を辞めた人間は弾ける確率が高いと思う。声高々と辞めた理由について語っているが、一歩離れた距離から聞いていると「えーと、、つまり、、弾けたかったんすね!」という感想しか出てこなく、その詳細を同じく辞めた人…

「ツンデレ」って地雷の言葉なん?

「メンヘラ」と言ったわけではない。「ツンデレ」である。くだいたメッセージのやり取りの際、調子に乗った私がこの言葉を使っただけで彼女は豹変し、精神が崩壊した。極わずかな時間でしたが良い経験をさせて頂きました。えーと、、それでは何てお呼びすれ…

酒蔵で働こう2

日本酒造り働き手不足の最大の原因は女性がいないことにあると思う。野郎どもが三、四カ月も缶詰め状態になれば吐き出したい欲もあるだろう。それを知ってか給仕を雇う酒蔵側も「蔵人さんとは距離を取ってください」と警鐘を鳴らしているのだが、どうも彼女…

酒蔵で働こう1

日本酒とは日本の文化である。昔はライスワインと言われていたが今ではSAKEが我が国のブランドである。それに対して働き手は圧倒的に足りていなく、文化を守るというのはそれだけ難しいことなのだろう。1シーズンしか働かなかった私がその感想を物語風に書…

大谷翔平さまの格言

後出しはズルいのでさっそく言おう。世間の流れには乗りたくないひねくれ者の私だが、彼のプレーは「イチロー」を彷彿させ、単純に生物としての興味が尽きない。この生物を司るセリフは何なのだろうか?はい。わかりました、さっさと言います。「キレたら負…

野球部シンパシー

少し変わったヤツでも団体行動に身を置けば、最低限の社会マナーが身に付き、その最も分かりやすい例が「野球部」だと私は思う。こう言うとサッカー部の人からは怒られるかも知れないが、別に構わない。だって野球部以外知らないんだもん。 野球部ヤンキー説…

公人に笑われたら範馬勇次郎になってもいい

これは私が詐欺にあった時の話であって、「公人」とは警察官のことである。警察とは大変なところなのだろう。公務員特有の陰湿なイジメもあるだろうし市民から罵倒されることもあるだろう。でもね、、、笑うのはダメだと思うんだよね、、。 騙す人間ほど騙さ…

今の語彙力で戦いごっこをしてみたい

「うわああーん!!」としか泣き叫べなかった時代が誰にでもあるだろう。その時の叫びは大人になった今でも覚えているもので、ただ過去のものにしてしまうのは些かつまらなくはないだろうか?思い出に残る作品たちよ、現在の語彙力を経てよみがえれ。 私は男…

下田港で愛を叫べ!!

伊豆半島南端の地「下田」。言わずと知れた黒船来航の地であり、外国人に別れを告げるには相応しい場所であろう。これは前記事『モテない奴が外人にモテるってホント?』の続きになるのだが、ウジウジ男の本音を聞いて頂きたい。 彼女「キャシー」は、少し褐…

合コンを20倍速したら猿がシンバル叩いてる奴がいる

今の若い子に合コンと言っても通用するのだろうか?男社会で育ってきた私にとって合コンのハードルは高く「やばい、何かしなきゃ」という焦りからか、首の上下動と手拍子を繰り返すようになる。そう。まるで子供の頃に買ってもらった猿のぬいぐるみのように…

くそっ。16ビート早口の上を行かれた

モテない奴の三大要素。「裏表」「独り言」そして、、、「早口」。わたしは特にコレに自信を持っており、2:2:6くらいに振り分けているつもりである。うるさく言われて治そうとした時期もあったが、短所と長所は表裏一体である。32ビートを扱う魅力的な男…

パチンカスのオカルトは宇宙の神秘

人をカス呼ばわりする時は自分もカスにならなければならない。人の更正とはそんな生易しいものではなく、無傷で成し遂げようなんて虫の良すぎる話だろう。身近にカスがいる皆々様。どうか奴らの叫びを聞いて頂きたい。 「ほんっっと、アンタってどうしようも…

スープカレーは食のインストラクター

食の始まりとは野菜にあると思う。これの美味しさに気付いた時から食事の世界が広がるのであって、野菜嫌いの人を敵に回すかも知れないが、野菜を食べれないというのは運動が出来ないことに等しい。でも安心しよう。手取り足取り教えてもらえばいいじゃない…

北日本目玉焼き選手権開催!!

レシピ通り作れば皆が同じ味になるほど料理は簡単なものではなく、それは目玉焼きにも当てはまる。えっ?目玉焼きなんて料理じゃないって?甘いな。火を通せばストーリーが始まる。野郎ども準備はいいか?モテない奴グランプリの始まりだあー!! まずは出場…

一日一食って一人一殺くらいの難易度じゃね?

最近流行りの「一日一食」。カロリー計算はどうなっているのだろう?男性なのか女性なのか?仕事は?一食で必要カロリーを摂取するのだろうか?だとしたらこう言いたい。「アンタら人質でも取られたの?」と。 この情報社会。有益な情報に飛びつかなければ損…

最近のマイクは心の声も拾う

私は電話というものがあまり好きではない。もっと言えばインカムやトランシーバーといった音だけで人を判断する機器が好きではない。何故なら奴らは心の声も拾うからである。 私は声というものを流動物ではなく固形物として見るタイプの人間であり、もっと分…

トンネルには車で入ろう

トンネルを恐れない人がこの世にいるだろうか?いるのなら会ってみたいものである。あの感覚、色、音、におい。六感全てで警報器が鳴っており、それを感じ取れないという人間はきっと何処かが破滅しているに違いない、、。兎にも角にも、あの場所に生身で入…

無自覚系自称一人好き野郎

「オレって一人が好きなんですよね」「へぇー、たくましいですね」。まあ、嘘はついていないだろうし、事実、一人耐性も強いのだろう。コイツらの厄介な所は自分が寂しがり屋であることに気付いていない事である。えー、何そいつ?超めんどくさいじゃん。そ…

下りカーブはジブリへの入り口

ジブリ好きの人に訪ねたいのだが、あの世界に入り込むためのトリガーとなっている景色はないだろうか?少なくとも私にはそういう瞬間があり、さまざまな場面で引き込まれるのだが、最も多いのが下りカーブを曲がっている時である。 作品は問わない。 独特な…